グレンファークラス 105 カスクストレングス
Glenfarclas 105 Cask Strength
スコットランド スペイサイド
1968年、4代目当主ジョージ・グラントが、業界初のカスクストレングスウイスキーとしてリリース。現在に至るまでグレンファークラスの看板商品として、世界中のウイスキーファンに愛されています。
- 熟成年数
- 8~9
- 容量
- 1000
- 度数
- 60
- 価格帯
- 5,000円以下
- 分類
- シングルモルトウイスキー
ストーリー
1836年に設立されたグレンファークラス蒸溜所。しかしながら1791年には既に蒸溜所の絵が描かれており、実際の稼働はもっと古かったことが分かります。1865年6月8日にグラント家が511ポンド19シリングで蒸溜所を購入。初代ジョン・グラントは元々農業を営んでおり、家畜の放牧用に購入した土地にグレンファークラス蒸溜所が含まれていました。現在は6代目のジョージ・S・グラントがセールス・ディレクターとして大活躍、今後も目が離せない蒸溜所の一つです。
グレンファークラス蒸溜所の背後にはベンリネス山が聳え立ちそこの仕込み水を使用しています。また、ピートは一切焚かないノンピート麦芽で仕込みで発酵時間も103時間と長く、よりフルーティーな味わいを目指しています。そして、今では珍しいガスバーナーによる直火炊き蒸溜で、全部で6基の蒸溜器が稼働しています。 そして圧巻なのはシェリー樽での熟成。「オロロソシェリー」という種類のシェリー酒に使用していた空樽を30年以上前から契約しているスペインの生産者から購入しています。そして使用する頻度回数に応じて、様々な味わいを生み出しています。
プロファイル
シェリー
- 香り
- 厚みのあるフルーツ
- 味わい
- 上品で繊細な熟成感、シェリーの味わいが口の中で充満していく、アルコール感はそれなりにある
- フィニッシュ
- ボディの厚いシェリー樽熟成の味わいが力強く続いていく
テイスティング動画
テイスティングコメント
グレンファークラス105の「105」とは、英国式アルコール表示で60度を意味します。驚くほどパワフルな味わいでグレンファークラスが持つ味わいの全ての要素が、この1本に凝縮されています。ファーストフィルシェリー樽熟成で8~9年程の原酒を主に使用。アルコール度数の異なる樽を組み合わせてアルコール度数を60%に調整、加水はせずにボトリング。好きな度数で楽しんでほしい。
オススメの飲み方
ストレート、ロック