タリバーディンソブリン
Tullibardine Sovereign
スコットランド ハイランド
比較的新しい蒸溜所で設立は1949年。水質がよくビール醸造所が点在している場所で、この蒸留所も元々は1499年に設立された醸造所の跡地に作られた。1995年にホワイト&マッカイ社によって一時閉鎖となったものの、2003年にタリバーディン・ディスティラリー社が購入、2011年からフランスのピカール社が所有している。シングルモルトは数種類のカスク(ワイン樽など)で後熟されたリリースが多くフランス人の嗜好に合わせたコンセプトの商品がリリースされている。ソブリンはこの蒸溜所のシングルモルトとしてフラッグシップの商品で、ノンピート麦芽を使用し、1st フィルのバーボン樽で熟成されている。
- 熟成年数
- -
- 容量
- 700
- 度数
- 40
- 価格帯
- 5,000円以下
- 分類
- シングルモルトウイスキー
ストーリー
タリバーディンはシグナチャーレンジとして、この「ソブリン」「225ソーテルヌカスク・フィニッシュ」「228バーガンディカスク・フィニッシュ」「500シェリーカスク・フィニッシュ」「15年」「20年」「25年」「ディスティラリーエディションNo.1」「ディスティラリーエディションNo.2」「ディスティラリーエディションNo.3」と様々なカスクタイプと熟成されていたカスクのシングルモルトウイスキーを2011年以降、リリースしている。残念ながらタリバーディンは日本での展開が乏しいが、フランスをはじめとするEUでは積極的にシングルモルトウイスキーをリリースし、海外評価は高くなっている。
プロファイル
オールドゴールド
- 香り
- 青リンゴ、柑橘、ナッツ、プリンのキャラメル
- 味わい
- 洋梨、ややスパイシー、シリアル、カスタードクリーム
- フィニッシュ
- 若干の生姜、無塩ナッツ、アフターに爽快なミント香
テイスティングコメント
タリバーディン・ソブリンはバーボン樽のバニラ香りと青リンゴ、洋ナシを分かりやすく伝えてくれる1本。スぺイサイドらしい味わいのニュアンスを持つのでこれはこれで一つの特徴だと思います。おしろいや生クリームのニュアンスを酒質全体にかんじるのでここは好き嫌いがあるかもしれません。水質が良いため、クリーンで滑らか、洋菓子との相性もよさそうです。
オススメの飲み方
ストレート、ロック