キャパドニック 18年 ピーテッド
Caperdonich 18years Peated
スコットランド スペイサイド
キャパドニック蒸溜所は1898年にスコットランドのスぺイサイド地区にあるグレングラント蒸溜所の第2蒸溜所として設立されました。2011年には取り壊しとなり閉鎖されました。当時所有していた、親会社のペルノリカール社は18年以上厳選されたスぺイサイドのシングルモルトを「シークレットスぺイサイド」シリーズとして発売。その中にはキャパドニック蒸溜所のウイスキーを、こちらの18年ピーテッドを含めた6アイテムをリリースしました。
- 熟成年数
- 18
- 容量
- 700
- 度数
- 48
- 価格帯
- 20,000円以下
- 分類
- シングルモルトウイスキー
ストーリー
キャパドニック蒸留所はあまり馴染みのない蒸留所かもしれません。1898年にスコットランドのスぺイサイド地区にあるグレングラント蒸溜所の第2蒸溜所として設立されました。しかしながら。1901年から1965年までは一時閉鎖をしていました。2001年にペルノリカールが購入したのですが1年で閉鎖、2011年には取り壊しとなりました。ペルノリカール社は18年以上厳選されたスぺイサイドのシングルモルトを「シークレットスぺイサイド」シリーズとしてリリースする際にこのキャパドニックをラインナップに追加。ノンピーティッド・ウイスキーの21年・25年・30年、ピーティッド・ウイスキーの18年・21年・25年の6アイテムを限定で販売しました。ぜひ、幻となった蒸留所のピーテッドタイプの味わいをお楽しみください。
プロファイル
オールドゴールド
- 香り
- 花の蜜、アイスクリーム、シロップ、パイナップルの缶詰、仄かにピート
- 味わい
- バニラ、洋ナシ、桃、麦芽の甘味、仄かにピート、スモーキー
- フィニッシュ
- 花の蜜のような甘味と共に、軽めのスモーキーな後味が残る
テイスティングコメント
ピーテッドタイプではあるがそこまでスモーキーでピーティーではない。むしろ麦芽の甘味、バニラ、花の蜜がエレガントに伝わってくる。キャパドニックはグレングラント同様に繊細で飲みやすく、上品な味わいが特徴的でこのボトルもそれに当てはまる。だからこそなかなか評価に結び付きにくい、あるいは記憶に残りづらい蒸溜所かもしれないです。ピートの味わいを仄かに感じるので、スぺイサイドらしい花のような味わいだけを求めるにはこのボトルはオススメできないが、ピーテッドタイプでもこのウイスキーが上品であることに疑いの余地はない。
オススメの飲み方
ストレート