ベンネヴィス 10年

ストーリー

ベン・ネヴィス蒸溜所はイギリス最高峰のベン・ネヴィス山（1343m）から名付けられており、ベンは「山」、ネヴィスは「水」を意味し、まさにウイスキーを造るには最適の場所とされています。1986年に当時のウイスキー不況もあり操業停止状態となってしまいました。そこでニッカウヰスキーが1989年に買収し、蒸留所の改修を行い、翌年再稼働しました。熟成樽はバーボン樽とシェリー樽が中心で、その味わいに年々人気が高まっています。

プロファイル

香り

レモン、蜂蜜、青草、乳製品、蝋

味わい

キャンディー、麦芽、オイリーな後味

フィニッシュ

チョコレート、ブラウンシュガー、洗い立てのシャツ

テイスティングコメント

ポットスチルの形を見ると、短いネックとわずかに下向きのラインアームで、エレガントさと重みのある独特の味わいを期待させます。リネンや油、トフィーやリンゴのアロマ、時に蝋燭も感じる、この複層的な味わいが口の中で広がっていくとベン・ネヴィスを飲んでいるということを再認識させます。そのくらいこの蒸溜所の味わいはユニークでシングルモルトウイスキーの多様性を飲む度に示唆してくれます。

オススメの飲み方

ストレート、ハイボール