ストーリー

ブランド名である、ジョン・ハミルトンはレッド・リカーを初めて蒸留したと言われている人物です。「レッド・リカー＝赤い酒」は最初に誕生したバーボン原酒を意味しており、蒸溜したウイスキーを焼いたオーク樽の中に放置していたところ赤みを帯びていたという伝承が伝わっています。あくまで伝承です。
ライトでドライな味わいでありながら、独特な個性を持ち、思いのほかパワフルな味わいに仕上がっています。ジョン・ハミルトンはヘヴン・ヒル社の中ではコアブランド（重要なブランド）からは外れているので将来的に終売になるかもしれません。コストパフォーマンス抜群のバーボンなので見かけましたらぜひトライしてみてください。

プロファイル

香り

仄かに薫るバニラ、軽くシャープな樽感

味わい

ボディはそれ程厚みはないが、とうもころこしと甘みとライ麦の味わいがしっかりと感じられる

フィニッシュ

ややアルコール感があるが、甘みは程よく残っていく。

テイスティングコメント

全体的にシャープな味わいです。味わいの線が極端に細いわけではなく、やや味わいは単調なもののストレート・バーボンらしいバニラ感と樽感は出ているので、許容範囲でしょう。思いのほかもっとフィニッシュ含めて味わいが短いイメージがありましたが、テイスィングしてみますとシャープさの中にも、バランスはとれています。初心者向けとありますが、割とシャープなのである程度バーボンを嗜む方に飲み疲れしないバーボンとしてお勧めです。

オススメの飲み方

ロック