ウイスキーをご自宅で楽しみたい。
そしてオン・ザ・ロックで楽しみたい。
そんなあなたにお勧めしたいロック・グラス特集です。
まず最初にお伝えしたいことは、自宅やBARでロックでウイスキーを楽しみたい場合、ロック・グラスのセレクションと同様に重要なポイントがあります。それは「氷」の質です。
ご自宅や居酒屋の一般的な製氷機から造られる氷は、不純物や気泡が入り込む為、雑味があり、溶ける速度も速くせっかく素敵なロックグラスに入れても、そのウイスキーの味わいを楽しむにはもったいない状況に陥ります。
少し余談を挟みますが、韓国や東南アジアに展開するBARチェーンのオーナーと話をした際にもっとも苦労したことはBARで提供するまともな「氷」を作ることだとお話し頂きました。海外でも日本のような「純粋な氷」を作ることは難しく、また、丸いロックグラスを作ることができるバーテンダーのスキルも日本がトップクラスだというのです。なぜ、BARでは、球体の氷で提供される機会が多いかというと、ウイスキーに触れる表面積が小さいため溶けにくくウイスキーの味わいを長い時間楽しむことができるからで、出来ればご自宅でも長い時間ロックで楽しみたいですよね!
その場合、ご自宅での場合はどうしたらよいでしょうか?
一つは近くのコンビニ、スーパーで販売されている「氷」はウイスキーの品質と楽しむ時間を担保してくれるはずです。具体的にローソンストアの100円の氷は最高のコストパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。近くにコンビニがある場合はぜひ立ち寄って確認してみてください。
もしご自宅で氷を作りたいのであれば、水道水を沸騰させて不純物を取り除く、浄水器を使用し塩素を取り除いた状態で一度作られてみてはいかがでしょうか?ひと手間が美味しい氷を作るコツです。
それでは、ロック・グラスのおすすめですが、耐久性や口当たりの良さでセレクトをさせて頂きました。但し、ロック・グラスは皆様のお好きなデザインや見た目で決めるのも、もちろんありです。
確かに口当たりが薄いグラスは味わいがより感じやすくなりますが、耐久性という点で疑問が残りますし、結局はロック・グラスが良いのはウイスキーを通じた情緒を感じるものだと思いますので。
【おすすめロック・グラス】
・マッセナ・バカラ
バカラの世界的なベストセラーを誇るのがマッセナです。丸みの中に流れるカット、エレガントをそのまま表したこのグラスはどのウイスキーでも間違いなく、素敵な時間が過ごせるはずです。詳細はこちらから
・カガミ・クリスタル
ウイスキー好きにはサントリーの「響」のボトルというだけでイメージできる方もいらっしゃるかもしれませんね。その名の通り、クリスタルガラスにおけるトップクラスの会社です。所謂「ザ・ロック」なグラスが沢山ラインナップとしてありますので、ぜひご自身でお好きなデザインのロック・グラスが見つかれば幸いです。多彩なラインアップはこちらから
・木村硝子 コンパクト
コンパクトは1950年代に販売していた極薄一口ビールグラスがデザインの基本となっているシリーズです。
サイズ別でリリースされていますが、極薄の口当たりは一度体験するとなかなか抜け出せない魅力があります。もちろん極薄なので耐久性は期待できないですが、ウイスキーの口当たりを大事にしたいという方はこちらのコンパクトシリーズは間違いないと思います。このシリーズの詳細はこちらから
・東洋佐々木ガラス オンザロック
国産初の食器用強化グラス「HSハードストロング」のリリースを始めとして業務用の市場では強いシェアをもつのが東洋佐々木ガラスです。業務用シェアが高いということはそれだけ、耐久性があることを示しています。せっかく購入してもすぐに割れてしまうと悲しいですよね。
その点、こちらのグラスは存在感はもちろんのこと、耐久性も鑑みると十分に検討の余地がありです。個人的に重用しているグラスメーカーです。
公式ショップはこちらから
最後に、ロックグラスだけではなく、世界中では様々な用途のグラスが製造されています。その中で、プロのバーテンダーが使っているグラスも購入してみたいという方は創吉さんのウェブサイトがお勧めです。
自分も河童橋に行く際には必ず立ち寄るグラスのお店なので、お時間があればウェブサイトを眺めているだけでもお好みのグラスがみつかりそうですね。
以上、お勧めのロックグラス特集でした。
ご参考になれば幸いです。
- Anh Vu
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