グレンファークラス ヘリテージ

Glenfarclas Heritage

スコットランド スペイサイド

グレンファークラス、ヘリテージにはシェリー樽の中でも、熟成において3回もしくは4回分のウイスキー熟成に使用した空き樽を使用した原酒をメインに使用している。そのため何度か使用した空樽出の熟成になるので、シェリー樽熟成ながらもライトなシェリー樽の味わいに仕上がっています。熟成年数は8年未満のモルトをブレンドしています。

熟成年数
-
容量
700
度数
40
価格帯
5,000円以下
分類
シングルモルトウイスキー

ストーリー

1836年に設立されたグレンファークラス蒸溜所。しかしながら1791年には既に蒸溜所の絵が描かれており、実際の稼働はもっと古かったことが分かります。1865年6月8日にグラント家が511ポンド19シリングで蒸溜所を購入。初代ジョン・グラントは元々農業を営んでおり、家畜の放牧用に購入した土地にグレンファークラス蒸溜所が含まれていました。現在は6代目のジョージ・S・グラントがセールス・ディレクターとして大活躍、今後も目が離せない蒸溜所の一つです。
グレンファークラス蒸溜所の背後にはベンリネス山が聳え立ちそこの仕込み水を使用しています。また、ピートは一切焚かないノンピート麦芽で仕込みで発酵時間も103時間と長く、よりフルーティーな味わいを目指しています。そして、今では珍しいガスバーナーによる直火炊き蒸溜で、全部で6基の蒸溜器が稼働しています。 そして圧巻なのはシェリー樽での熟成。「オロロソシェリー」という種類のシェリー酒に使用していた空樽を30年以上前から契約しているスペインの生産者から購入しています。そして使用する頻度回数に応じて、様々な味わいを生み出しています。このグレンファークラスヘリテージは熟成において3回もしくは4回使用した空樽を使用した原酒をメインに使用しており、ライトな味わいに仕上がっています。

プロファイル

ディープゴールド

香り
ほんのりリンゴ、パイナップル、レモンケーキ、ココナッツオイル
味わい
レーズン、ライチ、洋梨、若々しい印象
フィニッシュ
クリーム、リンゴ、飲みやすい

テイスティング動画

テイスティングコメント

グレンファークラス蒸溜所の商品レンジの中でも熟成年数表記のない、ラインナップがグレンファークラス・ヘリテージです。シェリー樽のニュアンスはそれ程感じられずに、パイナップルやラベンダー、リンゴの印象が残る味わいとなっています。麦芽由来の甘味が顕著に感じられるのでグレンファークラス=シェリー樽のイメージを解き放つ1本かもしれません。

オススメの飲み方

ストレート、ロック、ハイボール

TOP