ブナハーブン 12年
Bunnahabhain 12years
スコットランド アイラ
ブナハーブン蒸溜所は1881年創業。僅かに感じるピート香りは、独特の味わいを持つアイラモルトらしくないですが、1960年代以降、重要なブレンデッド用原酒として、ブレンダーに支持され続けています。
- 熟成年数
- 12
- 容量
- 700
- 度数
- 46.3
- 価格帯
- 5,000円以下
- 分類
- シングルモルトウイスキー
ストーリー
アイラ島の中で、真水が引けて、高品質なピートが近場で取れること、そして海から物資を運び入れるため海岸沿いに建設されました。1963年にブレンデッド用原酒としての需要に備えるため、ノンピートのウイスキーに製造方法を変更。シングルモルトとしては、ほぼノンピートのウイスキー「ブナハーブン12年」を1979年に発売。最近はピーテッドモルトが世界的な人気もあり、ピーテッド麦芽を使用したウイスキーも製造されています。
プロファイル
赤褐色
- 香り
- レーズン、紹興酒、キャラメル、硫黄
- 味わい
- ミント、シナモン、リコリス、黒糖
- フィニッシュ
- シェリー樽由来の甘さが続いていく
テイスティングコメント
水源は上流から引いており澄んでいる。それも伴い2PPM程のほぼノンピートの味わいが特徴的。とはいえ、シェリー樽由来の樽感や甘味は強く感じる。アイラ島では最大の容量を誇っているポットスチルから生まれる酒質は重い。時に重油のようなフレーバーを感じてしまう場合もあるがこれも個性の一つとして捉えてほしい。最近はスモーキーなウイスキーの人気も高まり、ヘビーピーテッドのカスクなどもショップで販売されている。
オススメの飲み方
ストレート、ロック