ウイスキーの5大産地は皆様ご存知でしょうか?
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ、そして日本を加えた5つの国を5大ウイスキーと呼ばれています。2021年1月のザ・ウイスキー・スタジオはその5大ウイスキーの特徴を楽しんで頂く内容となっています。今回はお勧めするそのウイスキーをご紹介させて頂きます。
・日本のウイスキー(ジャパニーズウイスキー)「宮城狭」
日本を代表する蒸溜所の一つである「宮城狭」をセレクト。日本ウイスキーの父、竹鶴正孝氏によって数ある選定地の中から、仙台から西へ、山形県との県境にある、新川と広瀬川の交わる地点に建設が決定。1969年5月に竣工を迎えました。ニッカウヰスキーのブランドの主要な原酒となっていますが、「宮城狭」はこの蒸留所がリリースする単一のモルトウイスキー(シングルモルトウイスキー)です。
・スコットランドのウイスキー(スコッチウイスキー)「バランタイン12年」
バランタインというブランドを一度は目にしたことのあるウイスキーかもしれません。様々なレンジのウイスキーが発売されています。このウイスキーは「ブレンデッド・ウイスキー」ですので、モルト原酒やグレーン原酒を40種類以上使用し、モルト原酒は12年以上のウイスキーが使用されています。スコッチウイスキーを最初にお試し頂きたい方におすすめです。
・アイルランドのウイスキー(アイリッシュウイスキー)「ジェムソン・スタンダート」
アイルランドはスコットランドの隣国ですが、どちらがウイスキーの発祥なのかは定かではありません。取り急ぎ、昔からの伝統でウイスキーを生産している国の一つです。アイルランドといえばビールの「ギネス」ですが、このジェムソンも世界的なブランドで、世界のアイリッシュウイスキーの70%をこのブランドが販売しています。まずはアイリッシュウイスキーの最初の入り口としてお楽しみください
・アメリカのウイスキー(アメリカン・ウイスキー)「ヘブン・ヒル」
天国の丘というだけで、なにか誤認されそうな名前ですが、もともとはウイリアム・ヘブンさんが所有していた丘で設立されたのが由来なので、ある意味クラシックなブランド名です。ヘブン・ヒルは主催者が思い入れのある蒸溜所で(昔国内販売代理店でブランドを担当していたので)今回は代表的なバーボンウイスキーとしてご紹介させてください。ヘブン・ヒルル価格としては少し安いのと名前があまり印象が良くないのか、チープな感じがありますが、ライ麦とトウモロコシのバランスがスムースに感じられて、バーボンここにありといった味わいです。(バーボンはアメリカのケンタッキー州で作られる、アメリカン・ウイスキーの1カテゴリーです)
ウイスキースタジオのベーシックプランは上記4つをサンプルとしてご提供させて頂きますのでぜひご参考ください。
ここからはプラス・プランとアドバンス・プランのおすすめ5大ウイスキーのご紹介です
「プラス・プラン」
・碧Ao (5大ウイスキーが入ったブレンデッド・ウイスキー)
碧(あお)はサントリー社が所有する世界の5大産地の蒸留所をブレンドして生まれたワールド・ウイスキーです。
具体的には、スコットランドのアードモアとグレンギリ―蒸溜所、アイルランドのクーリー蒸溜所、アメリカのジム・ビーム クレアモント蒸溜所、カナダのアルバータ蒸溜所、最後に日本の山崎・白州蒸留所です。このウイスキーの香り・味わいはどのウイスキーから由来しているのか?そんな思いをはせながらお楽しみください
「アドバンス・プラン」
・スコッチの王道 ザ・マッカラン ダブルカスク12年
スコッチといえばマッカラン。このイメージは日本だけではなく世界中のウイスキー好きに定着している印象です。マッカラン蒸溜所は1824年に正式に政府登録蒸溜所として認定されて以降、贅沢でクラシックな製法によって生まれるその味わいで「スコッチ」そのもののイメージを固めたといっても過言ではありません。そして、マッカランの代名詞はシェリー樽での熟成です。このマッカラン ダブルカスク12年は2種類のシェリー樽で12年以上熟成された原酒を使用したシングルモルトウイスキーです。まずはスコッチの王道の味わいもこの機会にお楽しみ下さい。
- Anh Vu
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