ハイランドクイーン
Highland Queen
スコットランド
ハイランドクイーンのブランドは、マクドナルド&ミューア社によって、ブレンデッドウイスキーというカテゴリーが生まれる19世紀末、1893年にスコットランドの港町リースに誕生しました。
スコットランドの女王であった、クイーン・メアリー(メアリー女王)がフランス王妃からスコットランドに失意の中帰国する際に馬にまたがり上陸した様子がラベルロゴとなっています。それ程スコットランド人にとってはクイーン・メアリーは象徴的な人物でした。
ハイランド・クイーンはその後も、マクドナルド&ミューア社の主力製品であり続けましたが、2008年にフランスのメゾン・ミッシェル・ピカール社が買収、拠点をリースから既に傘下であったタリバーディン蒸溜所へ移設。以後、タリバーディン蒸溜所の原酒を主に使用しています。
- 熟成年数
- -
- 容量
- 700
- 度数
- 40
- 価格帯
- 1,000円以下
- 分類
- ブレンデッドウイスキー
ストーリー
シングルモルトの「グレンフィディック」「バルヴェニー」やブレンデッドウイスキーの「グランツ」でお馴染みのウィリアム・グラント&サンズ社がグレーンウイスキーを製造するガーヴァン蒸溜所の近隣に2007年に建設されたのがこのアイルサ・ベイ蒸溜所。元々はレディーバーン蒸溜所という閉鎖した蒸溜所の跡地でもあります。
2016年に初のシングル・モルトをリリース。ピートタイプ3種、ライトタイプ、スイートタイプのそしてノンピートタイプの5タイプのウイスキーを製造しており、主にグランツのブレンデッドウイスキー用原酒を生み出している。
プロファイル
イエローゴールド
- 香り
- 洋梨、パイナップルケーキ、アルコール由来のスパイシーさ
- 味わい
- カスタードクリーム、麦芽の甘味、砂糖菓子
- フィニッシュ
- クリームのような滑らかさが続いていく
テイスティングコメント
パイナップルケーキやショートケーキのような酸味と生クリームの滑らかさが特徴的で、原酒であるタリバーディン蒸溜所のニュアンスをよりマイルドにした印象がある。酒質自体が滑らかので、ハイボールとして初夏に味わってほしい、気楽さがある。
オススメの飲み方
ハイボール