グレンガイル蒸溜所の始まりは1872年にウィリアム・ミッチェルという人物から始まる。ウィリアムは隣のスプリングバンク蒸留所の創設者であるアーチボルド・ミッチェルの息子で1800年代後半に弟のジョンとスプリングバンク蒸留所を経営していた。しかし、ジョンとの共同経営はあまりうまくいかず、ウィリアムは近くに別の蒸留所を立ち上げた。それがグレンガイル蒸溜所として知られていた。しかしながら、20世紀初頭の手放さざる得ない状況になり、1925年についに生産停止。同年全貯蔵酒が競売にかけられた。施設は農業の倉庫等に使用されており、2000年11月に現在の所有者のJ&A Mitchell and Co Ltdの会長であり、グレンガイルの創始者ウィリアム・ミッチェルの曾孫にあたるヘドリーライト氏が率いる新会社、ミッチェルズ・グレンガイル社によって復活した。ブランド名は「キルケラン」でこれは既にグレンガイルが他社に使用されていたためで、ゲール語の「Ceann Loch Cille Chiarain」に由来し、これは聖人「ケラン」が宗教上の独房を構えた元の集落の名前で、現在キャンベルタウンが建っている場所から名付けられた。

	発酵槽	木桶2,ステンレス2
	蒸溜器	初1×再1
	仕込み水	クロスヒル湖