Bunnahabhain Distillery
Bunnahabhain Distillery
蒸溜所の創業は1881年。マーガデール川からの良質な湧き水の確保と、将来的にスムーズに輸出できるよう海のそばに建設された。アイラモルトとしてはライトピートの味わいだったが、第2次世界大戦後に原酒としていたカティーサークのライトな味わいに対応するためノンピートタイプのウイスキーに切り替えた。現在はノンピートとヘビー・ピーテット(35~45ppm)を使用している。2019年の取材時では発酵時間も年々長くなり100時間程のこと。マイルドな作りだったが、最近はヘビー・ピーテッドタイプ(モーインと呼ばれる)のリリースが増えてきており40%ほどの生産量となっている。シェリー樽熟成とのコンビネーションで質の高いウイスキーをリリースしている。また、写真からもわかる通り独特のたまねぎ形をしたポットスチルで蒸溜を行っている。ブナハーブンの商品レンジは12年と25年だが、市場によっては限定日もリリースされ、売店にも多彩なシェリー樽熟成のウイスキーが販売されている。アルコール度数も46.3%と少し高めでノンカラメル、ノンチルフィルターでボトリング。評価が年々高くなっている印象のある蒸溜所だ。現在、ビジターセンターや駐車場を拡張し更なる飛躍を目指している。
設立年 | 1881 |
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創業者 | ウィリアム・グリーンリーズ、ジェームズ・グリーンリーズ、ウィリアム・ロバートソン |
所有者 | ディスティル・カンパニー |
ゲール語 | 河口 |
発酵槽 | オレゴンパイン6 | |
蒸溜器 | 初×2,再×2 | |
仕込み水 | マーガデイル川 |
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