Bowmore Distillery
Bowmore Distillery
スコットランド西岸沖のアイラ島の中心地ボウモアに蒸溜所はある。創業は1779年でスコットランドの蒸溜所でも古く、現在も一部だがピート採掘やフロアモルティングを実施している。第一貯蔵庫のNO.1 ヴォルトは目の前が海で、海抜0メートルに位置し、味わいに海の影響を強く受ける。麦芽のフェノール値は25~30PPMで、それほどピート香は強くなく、オロロソシェリー樽や、バーボン樽での熟成によってアイラ島のシングルモルトの中では優雅でバランスが取れている味わいに仕上がっている。1989年にサントリー社が資本参入し、1994年からサントリー社が完全子会社化。経営の健全化ではなく、80年代蒸溜の石鹸やパフュームのような傾向だった味わいを、エレガントで多層的な味わいに高めたサントリーの蒸溜技術には脱帽しかない。
設立年 | 1779 |
---|---|
創業者 | デイビット・シンプソン |
所有者 | ビーム・サントリー |
ゲール語 | 大いなる岩礁 |
発酵槽 | オレゴンパイン6 | |
蒸溜器 | 初2×再2 | |
仕込み水 | ラーガン川 |
TOP
©DRAMS JAPAN ALL RIGHTS RESERVED